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完全な無謬世界だったら、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が今月初めに米国債の格付けを史上初めて最上格から下げて、世界の株式市場を1週間にわたり乱高下させるようなことはなかったはずだ。
しかし世界が完全に無謬だったら、逆にS&Pの存在余地などなかったはずだ。他の格付け大手、ムーディーズ・インベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングスまた然りである。少なくとも、この3社が国債、社債に関して陪審員と裁判官を兼務するような独裁的な現在の状況はあり得ないはずだ。
【コラム】米国の格付け見直し策はこれだ - WSJ日本版 - jp.WSJ.com